No.95　2009年10月27日

■政権交代を「平和と生活再建の政治」へ結実させよう！

■ブロックの動き、県連の動き
　●東北ブロック幹事会
　●第18回総会にむけ宮城県連幹事会開催
　●石川県連第2回グランドゴルフ大会

■日本勤労協掲示板

発行●日本勤労者協議会連合会
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　第45回総選挙は、民主党が単独過半数を大きく上回る308議席を獲得し、16年ぶりに自公政権からの政権交代を実現しました。自民党はほぼ3分の1減という歴史的な惨敗を喫し、公明党も太田代表・北川・冬柴氏など小選挙区8名が全滅する結果になりました。自民党政権の惨敗だけでなく、これまで国民の政治的関心の低さを背景に特定の宗教団体が異常な政治的影響力を発揮してきたことに、はじめて国民の審判がはっきりと下ったという点でも画期的です。

　日本勤労協は小選挙区では与野党逆転を第一に、比例区では社民党支援を基本に総選挙にとりくみました。各ブロック･県連のとりくみに対し、日本勤労協として心から感謝を申し上げます。

　しかし、小選挙区制の問題点も大きく、社民党・共産党などは現有議席の確保に留まりました。選挙結果の本当の内実は、自民党長期政権による国民生活破壊、大企業や特権官僚との癒着・腐敗に対する怒りと福祉社会への転換の願いです。それだけに鳩山政権は、93年の細川政権が7ヶ月で崩壊したことを教訓に連立合意を大切にし、国民の願いに応える政治を着実にすすめることが必要です。

　「政治主導」への転換、不急不要の財政支出の見直しへの動きは、政治が変わったと実感させました。しかし、これからが正念場です。小沢環境相の原発推進意見書やエコポイント継続などの発言は自民党等と同じでは、との疑問も抱かせます。沖縄県民の負担軽減と地位協定の見直しも連立合意にとどまらず国民的課題です。自公政権の負の遺産で、貧富の差がますます拡大していることが明らかになりました。労働者派遣法の全面改正やセーフティネット確立でも政権の真価が問われます。

　それだけに、地域住民の不満を組織し地方政治の改革を図りつつ、地域から中央政治の改革を求める国民運動が不可欠です。八ツ場ダム問題を見ても、都道府県知事の多くが不急不要の公共投資と国依存の体質に、なお留まっているのも現実です。政党や労働組合に期待するだけでなく、地域における住民の力を育てていかねばなりません。勤労協の組織拡大と運動の活性化は緊急の課題です。勤労協みずからの力と地域における信頼関係を大きく育てる努力を重ねて訴える次第です。

■総会は来年5月に。物販も継続して実施―東北ブロック幹事会

　東北ブロックは8月8日、岩手県労働福祉会館で茂木会長をはじめ宮城、青森、山形、福島、岩手の5県が出席して幹事会を開催しました(秋田欠席)。総選挙のとりくみなど各県の近況報告をうけた後、第24回全国総会については財政支出も含めて了承され、今後も参加体制の確立に努めることを確認。総会の感想は「分科会では課題が限定され発言者が少ない。分散会形式に戻せば発言者も増えるのでは」という意見も出ました。

　来年の第13回ブロック総会は7月参院選もあるので5月連休明けを予定し、開催地を山形とすることとしました。物販活動はブロックとして日本勤労協に分担金を上納する形を今年も取ることとし、福島･青森には昨年を上回る努力を求めました。取り扱い品は各県の判断にゆだねています。（事務局長・宇津井賢一)

■第18回総会にむけ宮城県連幹事会開く

　宮城県連は9月5日、エルパルク仙台で相沢県連会長をはじめ役員10名が出席して幹事会を開催しました。11月1日に開催予定の第18回定期総会にむけて議案･活動計画・会計報告・予算案などを協議。一部修正して確認しました。

　組織強化については、県北部は合併後の対応へ関係団体との協議をセットすること、仙台市は市議を中心に青葉区・宮城野区のメンバーをリストアップし協議の場をつくることとしました。各単協の活動報告は下記のとおり。（事務局長・宇津井賢一）

◆若林―10･18区民祭りに参加し、屋台を出す。総会はこれから開催予定。
◆泉―6･5に総会開催。8／22区民ふるさと祭りにタコ焼きなど屋台を出し完売。今後、わいわい祭り、年末の買出しツアー、街づくり講座にとりくむ予定。
◆黒川―総会を開催予定。来年の仙台圏単協交流の受け入れ準備を行う。
◆名取―6･30総会で大沼会長が退任し菅井新会長を選出。8／20衆院選決起集会を3団体で開催。9･27清掃と芋煮会を行った。市の助成金が打ち切られたが、来年の復活へ取り組んでいる。
◆村田―5･22に総会。7･19に衆院選勝利へ3団体協議。救援米の稲刈り,10･16〜18陶器市を予定。
◆石巻―7･13に総会。7.26に北上川清掃を実施。女川原発ﾌﾟﾙｻｰﾏﾙ導入に反対し連絡会議に参加。

■14チーム70名が参加―石川県連第2回グランドゴルフ大会

　石川県連の第2回グランドゴルフ大会は9月21日、白山市CCZ海浜公園で開かれ14チーム・70名が参加。初めての人や女性の参加も多く、早朝から11時まで和やかに行われました。

　団体戦結果1位＝白山A、2位＝押水A、3位＝押水B。個人戦は白山市の参加者が地元の利を活かし1〜4位を占めています。（石川勤協連情報��153より)